ビジネスブログ100選 人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 編集・ライター・書店員へ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
いつも応援ありがとうございます
Selected Entries
Categories
Archives
Recent Comment
Recent Trackback
クリック募金
※クリックした方の負担はありません
Mail
メールフォーム
Mobile
qrcode
Links
Profile
Admin l RSS1.0 l Atom0.3 l

物書き玖美のありゃりゃな生活

もの書き・編集者・校正者の、本と言葉と日常。ペンネームは亡き祖母の名前。

<< ご報告 | main | ミックス >>
スポンサーサイト (2018.02.09)

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | -
まったくもう! (2011.02.04)
昨日は息子の中学受験日だった。

早起きはしたものの、午前中で終わるので弁当作りもなく
面接もないので特にこちらが緊張することもない。
服もテキトーでよい。ああラクチン。
息子は頑固な寝癖が直らないままだったが、遅刻しない方が大事だったので目をつぶる。

前夜はくつろぎまくりで、ツレと和室で暴れていた息子だが
さすがに人生初の受験なので、当日になったらそれなりに緊張していたらしい。
学校の最寄り駅直前になって
「下痢止め買っておかなくてよかったかな」と言いだした。
朝8時半からドラッグストアを探す羽目になったが、さすがに開店前で買えず、
「試験前に必ずトイレには行くこと。で、試験中にも行きたくなったら手を上げて『トイレ行きたいです!』と言う度胸を持て」
という母ちゃんの超・いい加減なアドバイスにうなずく息子。
せめて前日に気がついてくれ、と言っても無理だよな〜。
むしろ便秘気味の子なので油断しとったわ。

それでも、受験地である立川が息子のお気に入りのマンガ『聖☆おにいさん』の舞台であることを教えると
「まさに聖地!」とウケまくり、緊張もほぐれた様子だった。

学校前ではそれぞれの塾の応援団(?)がたくさん。
息子の塾の先生もいて、「がんばってね」と握手。
地元じゃないはずなのになー、先生も大変だなー。

入口で息子と別れ、私は半端な時間を駅前のネットカフェで読書&仮眠して過ごす。
どれだけくつろいでるんだ>私

試験終了時間になり、解散場所である学校向かいのグランドへ。
ちょっと異様な光景だった。
グランドの真ん中には花道のように2本ロープが張られ、それぞれ外側には
「男子」「女子」と書かれたプラカードが立ててある。
そこで保護者の大群、数百人が待ってる。
今はなき「アメリカ横断ウルトラクイズ」の最初の○×クイズみたいだった。

受験番号順に男子・女子それぞれ40人ずつ引率して連れてこられ
花道を行く間に保護者が子どもを見つけて、めいめい解散。
駅まで歩く姿はまるで親子ウオーキング大会。

帰宅後はチャーハンを食べてだらだら。

そうしているうちに私の実家からおじいちゃんが迎えに来た。
息子はなおもだらだらし、16時半頃おじいちゃんとウチを出たのだが。

17時過ぎ、おじいちゃん(私から見れば父ですが)から電話。
「息子から連絡ない?」

へ?
一緒じゃなかったの?

「駅まで来て、切符買っているうちにいなくなった。もう10分ぐらい改札で待ってるんだけど来ない」

なんだとーーーーーー!!
呼び出しは?

「まだ。もしかしたら忘れ物でもしてそちらに戻ってるんじゃないかと」

いくら何でもそしたら一言かけていくだろうよ!
さっさと駅係員さんに呼び出ししてもらって!

と、電話を切って30分。
なんの連絡もない。
こちらからおじいちゃんの携帯にかけてみるも、まだ会えないとのこと。
私も駅に行こうかと言ったが、「連絡があるかもしれないから待機して」とのこと。

自慢じゃないが我が父はマイペースなヒト。
出かけるときも、直前までのんびりしてるかと思ったら
いきなりかけこみ乗車して、妻と娘を置いてけぼりにするようなヒト。

そんなヒトに息子を任せたのが間違いだった……
やっぱり、せめて駅まで私が行けばよかった……
と激しく後悔。

誘拐されたんじゃなかろうか。
事故にあったんじゃなかろうか。
そんな悪い想像ばかりが頭をよぎってなんにも手につかない。

実家の母に電話してみても、やはり連絡はないという。
ツレに電話して少し早く会社を出てもらい、父と駅で合流して、どちらかが探しに出られるようにしてもらうことに。

この時点ですでに、いなくなってから1時間半以上経過。
不安がどんどん募って、ストレスのせいかお腹の張りがひどい。心なしか胎動もいつもより弱い。
「お兄ちゃんの無事を一緒に祈って」とお腹をさすり続ける。

それからさらに30分後。
母から携帯に電話があった。
光の速さで電話に出ると、

「一人で帰ってきた」

……
…………

なんじゃそりゃ!

「おじいちゃんがシカトしてどっかいっちゃったから、一人で帰ってきたんだってさ」

なんだとーーーーーーーー!!
そこへ直れ!!!

息子に代わってもらって、こちらには何もわからないんだから心配するだろ! まず連絡しろ! とさんざんお説教。
うん、うん、としおらしく聞いていた息子だが、ここぞとばかりに
「携帯があれば全部解決しない?」
と、提案だかおねだりだかわからんことを言い出しやがったので
キッズケータイなら考えてやる、と答えたら黙り込んだ(笑)。


もー母ちゃん1日で5歳は年とったよ。


その後、父からも電話があり
「まあ、もう一人で行動できるようになったということだから、あんまり叱らないでやって」だと。

いやもう叱っちゃったんですが(汗)。
というか、何? その能天気なほどのポジティブシンキング。

ツレにも無事だった旨連絡したら
「いや〜、帰りたくなくてプチ家出でもしたのかと思った」とか言うし。

あの、ひょっとして「誘拐されたかも」なんて思ったの
私と実家の母だけですか?

この差はなんすか? 性差なんでしょうか?

そんなわけで、最後に一言。
「まったくもう、オトコってヤツは!!!」



| こんな日常です | 17:48 | comments(0) | trackbacks(0)
スポンサーサイト (2018.02.09)
| - | 17:48 | - | -
コメント









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック