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物書き玖美のありゃりゃな生活

もの書き・編集者・校正者の、本と言葉と日常。ペンネームは亡き祖母の名前。

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一歩踏み出せばそこには (2010.05.06)
過去最悪! “鉄道自殺年間647件”が道連れにしているもの


およそ9年前
私は吉祥寺に住んでおり
毎日毎日飲み歩いては泥酔して帰った。
その日も三鷹よりの店でしこたま飲んで
火照った頬に夜風が心地よく
鬱病真っ盛りの中にあって
珍しくいい気分だった。

夫と子どもと別居中で
一人暮らしのアパートに帰ろうと駅方面に向かうと
駅前には救急車とパトカーが止まっていた。

お互い知っているのはハンドルネームだけで
ネットの掲示板で「会話」していた女性が
中央線に飛び込んで亡くなったと知ったのは
次の日の朝の掲示板だった。

そして薬を大量に飲んだことを覚えている。

あと一歩踏み出せば楽になるという気持ち
そんなことをしてはいけないという気持ち
二つながら抱えてホームの端で足を踏みしめてたことが
何百回あっただろう。

世界には自分と「死」しかないように思えた。
「自分の存在を知ってもらいたい」なんて思えなかった。

私はたまたま踏みしめていたほうの足が勝ったけれど
踏み出したほうの足が勝ってしまった人が647人いたと
そういうことではないかと思う。

願うのは、踏み出しても「死」に届かないようなほんの少しの工夫。
ホームのフェンス。
それだけなんだけどなあ。
| こんな日常です | 21:25 | comments(0) | trackbacks(0)
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