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物書き玖美のありゃりゃな生活

もの書き・編集者・校正者の、本と言葉と日常。ペンネームは亡き祖母の名前。

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ブログ徘徊 (2008.10.24)
最近読み始めたブログに「肉欲企画」という、およそ女子として呼んでいることを公言してはならんようなところがある。
その「肉欲企画」の記事。
色んなアンケートについて考察してみた

この最後の考察に驚いた。
歴史上の人物と飲むシチュエーション、そこでのコール、を考えたことが私にもあったからである。

時は5月。
フィレンツェを旅していた。
フィレンツェといえばメディチ家のお膝元。美術館前にはコジモ、ピエロ、そしてロレンツォ豪華王の彫像が並んでいた。
私と同行者は、美術館に入る長い列に並んで、彫像を見ていた。

「天国よいとこ一度はおいで、酒はうまいしねえちゃんはきれいだ」という歌詞もあるように
あの世では古今東西関係なく一緒に飲めるのかもね。コジモに庇護されていた芸術家も、
「いやーコジモさん、あの時は助かりましたよー」なんてやってんじゃないの。
そんな話をしたように思う。

そこでコジモコールが生まれたのである。

「今日のお酒が飲めるのは、コジモさーんのおかげです」
に始まり、

「コジモが飲まなきゃ始まらない 絶対ローマと言わせない!」
「とーこーろーが(とーこーろーが) コジモは(コジモは) まだまだ(まだまだ) 飲み足りない(飲み足りない) ワインをいっきっき〜のき〜 ワインをいっきっき〜のき〜」


「コッ、ジッ、モッ! コッ、ジッ、モッ!」
最後のシンプルなコールが一番はまってしまった。
今でもメディチ家に関する事柄を見聞きすると、反射的にこのコールが脳裏に浮かぶ。

つくづくバカである。

だが、「肉欲企画」さんのおかげで、こういう輩は私だけではないことを知った。ありがとう。
| こんな日常です | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0)
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